宝塚は関西の温泉街として栄えてきました。今も市内の各所に天然温泉があり、観光客や地元住民の体を癒す場所となっています。
そして、温泉街の定番お土産といえば「炭酸せんべい」。明治30年創業の老舗「黄金家」の炭酸せんべいは、宝塚の名産品として有名です。黄金家の炭酸せんべいは、ふるさと納税の返礼品にも。

そこで、ここでは

・炭酸せんべいについて
・炭酸煎餅本家「黄金家」の紹介
・炭酸せんべいのアレンジレシピ2つを紹介します。

炭酸せんべいってどんなお菓子？

炭酸せんべいとは、兵庫県宝塚市の名産品として知られているお菓子です。宝塚以外では、兵庫県豊岡市の城崎温泉、兵庫県神戸市の有馬温泉の炭酸せんべいもお土産として有名です。
炭酸せんべいは、直径10センチメートル程度の円形で、薄くて食感はサクサク、パリッとしています。黄色から黄褐色をしており、表面には焼型の紋様があります。
原材料は、小麦粉、砂糖、でんぷん、食塩、重曹などに、温泉の炭酸泉水を加えて型を用いて焼き上げています。原材料の配合には、各店の独自性があるため、味が微妙に異なるそうです。
炭酸せんべいは、湿気を防ぐために円柱形の缶入りのものや、個別包装されたものが大きな缶に入っているもの、割れたものを袋詰めにしたものなどがあります。（Wikipediaより引用）

実は、炭酸水で有名な「ウィルキンソン　タンサン」は、宝塚が発祥の地だそうです。
明治22年頃、英国人のジョン・クリフォード・ウィルキンソン氏が宝塚で炭酸鉱泉を発見しました。
鉱泉水をロンドンの試験場に送って分析したところ、世界的にみても食卓用として優良な鉱泉であることが分かり、この鉱泉の瓶詰めを企画、「ウィルキンソン　タンサン」が誕生しました。*1
このようなことから、炭酸せんべいが宝塚の名産品であることが、納得できますね！

宝塚の炭酸せんべいといえば「黄金家（こがねや）」！

宝塚の炭酸せんべいといえば「炭酸煎餅本家黄金家」さんです。温泉街として栄えてきた宝塚のお土産として、観光客や地元住民に親しまれています。なんと！明治30年に創業したそうです。
2002年には、第24回全国菓子大博覧会で、最高位名誉総裁賞を受賞されています。テレビや雑誌でも紹介されているんですよ。
黄金家さんの炭酸せんべいは、昔ながらの手焼き手法で1枚1枚丁寧に焼いています。本店はもちろんのこと、阪急百貨店やホテルでも購入できます。
平成29年10月より、ふるさと納税にも選ばれています。

■ふるさと納税ガイドHP
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/28214/399712
■お店情報
・住所：〒665-0003　兵庫県宝塚市湯本町9-27
・最寄り駅：JR宝塚駅から289m
・電話：0797-86-2962
・FAX： 0797-86-2963
・営業時間：9:30 〜18:00　水曜定休※祝日の際は翌日休
・公式HP：　http://www.koganeya.jp/koganeya/TOP.html

 

炭酸せんべいのアレンジレシピを2つ紹介

炭酸せんべいは、素朴な味で何枚でも食べられそうですが、アレンジするとより一層おいしく食べることができます。そこで、ここでは炭酸せんべいのアレンジレシピを2つ紹介します。目先を変えて食べてみたいときに、ぜひ試してみてくださいね

 

<クリームチーズ炭酸せんべい>

神戸の銘菓に「ゴーフル」というお菓子があります。サクサクと香ばしい薄焼きの生地に、クリームをサンドしたお菓子です。炭酸せんべいにクリームチーズをサンドしたら、ゴーフルのようなお菓子に変身して、一段とおいしく食べることができます。
ゴーフルについて知りたい方はコチラ↓
http://www.kobe-fugetsudo.co.jp/

■材料
炭酸せんべい
クリームチーズ

■作り方
炭酸せんべいを2枚用意し、クリームチーズを塗ってサンドする。

 

 

<炭酸せんべい×ヨーグルト>

炭酸せんべいは、英語で「Carbonated rice crackers」といいます。クラッカーというだけあって、サクサクしていますよね。このサクサク感が実はヨーグルトと相性がいいんです！コーンフレークを食べるときのように、ヨーグルトのトッピングとしてもおいしく食べられます。

■材料
炭酸せんべい　　　適量
ヨーグルト　　　100g

■作り方
ヨーグルトを器に盛り、炭酸せんべいをくだいてのせる。

 

昔ながらのお菓子炭酸せんべいを楽しもう

・炭酸せんべいについて
・宝塚の代表的な炭酸せんべいのお店「黄金家」について
・炭酸せんべいのアレンジレシピ2つ
を紹介しました。
宝塚の温泉を訪れたときは、炭酸せんべいをお土産に買ってみてはいかがでしょうか？

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

■参考URL
*1アサヒ飲料「ウィルキンソンHISTORY」
https://www.asahiinryo.co.jp/wilkinson/sp/history/